8月の北海道旅行がとっても楽しみ。

カシオペア号の

一番良い客室に予約を入れました。

 

お茶のお師匠さんをずっと都内の世田谷区でされてきた草下さんの、今一番の楽しみは8月の北海道旅行です。カシオペアクルーズで一番良い客室が予約できたんです。大久保先生がご自分の秘書の方を付き添いにすることを条件に旅行の許可を出して下さいました。「こんなに安心な旅行に行けるのも職員の皆さんや大久保先生のお心遣いのお蔭です。」とにっこり微笑まれるお顔には、とても年齢を感じさせるような雰囲気はありません。何と言ってもお洒落で若々しいのです。

 

『お茶の世界に入ったのは、ご近所の方がご自宅でお茶をされていたからなんです。その方に誘われて一度だけご一緒したのがきっかっけで興味を持ちました。皆さん同じようにお茶を点てられていても、それぞれ個性があって炉の置き方や扱い方が違うんですよ。そういうところが面白くてすぐにこの道に入りました。

母からも「そろそろ他所(よそ)に行った時にお点前も出来ないようでは困るから、きちんと出来る様にしたら。」みたいなことを言われましてね、始めましたのよ。たまたまその時のお師匠さんは表千家の方だったので、私も表千家でお免状を頂くようになったんです。実家にはお茶室を設えられる場所もありましたので、そこでお弟子さんをとる様になりまして、以来ずっと教えてまいりました。

今は弟子はとっておりませんが、月に一度は友人の所に教えに行っております。もちろん、外出は和服だし、季節に応じて着物も選んでいます。』

 

 そんな草下さんがホームに入られた理由は、ご主人を亡くされて一人暮らしを始めようとしていた頃、吉祥寺に賃貸されていたお部屋のお家賃と同じぐらいの金額で、別の選択肢もあるということを教えられたからだとおっしゃいます。

 

「ロイヤル川口の相談員さんが、同じ家賃を出すんであれば、食事付き、安心・安全付きで楽しく暮らせる方法がこのロイヤル川口にはありますよ、と薦めて下さったんです。」

 

 お友達に川口に住んでいる方がいてね、この方に聞いてみたら、「川口もそんなに悪い所じゃないわよ。一度きてみたら。」と勧められて。まあまあ都心に使いし、近くにお友達がいるのなら安心とばかりにここに決めたんです。ただ、その頃ネコを飼ってましてね、ノラ猫だったけど永く一緒に暮らしたネコだったので手放すわけにもいかず、スタッフの方に相談したんです。そしたら、ネコと一緒にいることで安心感が得られるのならそれもいいんじゃないかって、特別に許してくれたんです。何処にでも馴染んでくれるネコでしたし・・。

でも何よりも、職員の方がとても良い教育をされていて、それが一番の決め手でした。

そして、こちらの大久保先生がお優しいし、「心配事はありませんか。」と何かと気にかけて下さるんです。私は自分でも我儘で呑気なところは自覚していますけど、案外神経質なところもあるので、そのあたりを気遣ってくれているんでしょうね。

 

今でも2~3ヶ月に1回はずっと通っていた美容室に世田谷まで行っていますし、普段はテレビでスポーツ観戦なんかもしてますよ。野球やサッカーを見るのは楽しいですよね。

子供の頃はクラシックバレエをしていたので、機会があればバレエ鑑賞にも行ってみたいと思ってるんですよ。人様がなんと言おうと、歳のことなど気にしないでのんびりと好きなことをして楽しんでます。弟子の何人かは遊びに来てくれるし、「いい所に入れて良かったですね。」と言ってくれています。こんな風に暮らせるのも職員の皆さんが良いから、それに尽きますね。