現在、日本にある有料老人ホームは4000を越える施設数になりました。
様々なホームがあり、入居される方々の状況もさまざまです。

ご入居される方は二つのケースに分かれます。

①入居される方のご家族様が検討されるケース
②『終の住処』を入居される本人が検討するケース

数十年前は①のケースが圧倒的に多かったのですが、最近は②のケースが増えてきています。
②のケースの場合、家族に迷惑をかけたくない、身寄りがいない などの理由でホームを検討されます。
自身の最期の場所を決めるのですから、ホームを検討する方から『やはり後悔はしたくない。満足のいくところで生活し看取られたい』というお声をよく耳にします。

ホームを選ぶ上で後悔しないためには、資料を集めるだけでなく実際にそのホームに足を運び、見学してみることが重要です。ハード面としてホーム内の様子、 ソフト面として職員の対応、入居されている方の様子など判断材料はたくさんあります。そして体験入居をし、『ホームに住む』ということを実感していただければ十分な判断材料となります。
比較検討することも大事ですので2,3件ホームを見てみるも大事です。

ホームに入居を考えてらっしゃる方がご自分の目で確かめるには、動けるうち、判断力のあるうちでしか、実行できません。
介護が必要な状態になってからでは十分に判断することなく、満足のいかない老人ホームに入ることになってしまいます。

ぜひ、これから老人ホームを検討される方には後悔のないホーム選びをしていただければと思います

老人ホームに入居される方の傾向(1)