皆さんこんにちは。
東日本大震災から40日余り・・・ようやく復興へ向けた兆しが見え始めているようです。
先日ボランティアとして東北地方に行ってまいりましたので、そのときに感じたことを書きたいと思います。
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私が被災地に入ったのは4月上旬でした。当時はまだほとんどの人たちが避難所で生活をされていました。避難所にいる方は様々ですが、地域がら高齢者のお姿もかなり見受けられました。
一口に高齢者といっても、お元気な方から介護が必要な方(寝たきりの方は在宅酸素を利用されている方もいらっしゃいました)、お一人の方やご夫婦の方、家族と一緒の方など状況は様々でしたが、やはり高齢者単独または高齢者夫婦といった方たちは、家族がいない分やはり心細かったのではないでしょうか。
災害はいつやってくるか分かりません。どれだけ万全の準備をしていても、もしかしたら自分が生きているうちに大災害はないかもしれません。しかし、それでも災害への備えは必要なのではないでしょうか。
しかし、備えといっても精神的な備えはなかなか簡単にはいきません。では精神的な「安心・安全」の備えはどのようにすれば良いのでしょうか。あくまでも個人的な意見ではありますが、災害時・平時ともにやはり「ご家族との同居」が一番の安心なのではないでしょうか。
しかし「家族に迷惑を掛けたくない」等の理由により同居が難しい方は別の方法を探さなくてはなりません。
テレビや新聞の報道でもありましたが、せっかく地震や津波から逃れて避難所にたどり着いても、その後の限られた物資や劣悪な環境の中で体調を崩す方が多くいらっしゃいます。
そのような状況で「頼れる人」「頼れる場所」を見つけておくことが、精神的な安定に繋がるのではないでしょうか。
今回の大震災後、ロイヤル川口にも合わせが増えておりますが、多くの方は「安心して生活できる環境」を求めていらっしゃいます。
「起こるかどうか分からない大災害のために老人ホームに入居するのはちょっと・・・」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、災害時だけでなくこれからのご生活全般に対する「安心を買う」という考え方も一つなのではないかと感じました。