ロイヤル万葉集~8月度和歌の会作品紹介
こんにちは、生活相談員の片岸です。 8月12日、ロイヤル川口では和歌の会が行われました。 季節の言葉からイメージを膨らませ、数人で言葉を集めながら 1、2首の作品を毎月読んでいます。 以下にその内の1首と評をご紹介しましょう。 ------------------------------------- ○陽に映えて 庭先に咲く 百日紅 今年も想う 父の面影 ------------------------------------- ◎太陽を日とせず、陽とした事で 夏の強い日差しが表現出来ています。 奇しくも終戦記念日のあった八月。百日紅はその炎天下でも すっくと天を指して花をつける勇ましい植物です。 在りし日の父親の勇ましさ、凛とした表情を百日紅に重ね合わせて 詠まれたものでしょうか、表現が巧みな良作です。 ------------------------------------ ロイヤル川口では、和歌の会の他にも作品を作る行事がありますので、 ブログでも定期的に紹介させて頂きたいと思います。 それではまたの機会にお会いしましょう。